前日の米国株式市場が下落したことに加え、国内で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向であることが重しとなり、日経平均は朝方から軟調な展開となり、25628円でスタートしました。
後場に入ると、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が初の500人を超える見込みだと複数のメディアが伝えたことで下げ幅を拡大。
12時59分に25474円まで値を下げ、一時250円程度下げる場面もありました。
その後は押し目買いが入り下げ幅を縮小。
日経平均は▲93円の25634円で終了し、続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.8兆円台でした。
11月下旬にかけて一旦調整を入れる動きか
本日は一時下げ幅を広げる動きとなったのですが、引けにかけて下げ幅を縮小。
日経平均は続落となったのですが、TOPIXは+5.76の1726.41で引け、反発となりました。
ここまでの動きを振り返ると、日経平均は、10/30につけた22948円の安値から反転開始となり、その後、24000~24500円の壁を超えて、11/17の高値26057円まで一気に上げる展開となりました。
この間の日柄は、12日間(両端入れ)。
これと似たような動きが6月上旬にあったのですが、この時は、5/22の安値20334円から上昇開始となり、それまでのレンジ相場を突破。
6/8の23178円まで、一気に上げる展開となりました。
この時の日柄も12日間(両端入れ)で、今回と同じでした。
なお、6/8に23178円をつけた後は、6/15の21529円まで1649円の下落。
6/8か6/15までの下げの日柄は、6日(両端入れ)でした。
仮にこの時と同じ動きとなると、来週半ばあたりにかけて下げる動きとなりますが、今回はどうなるでしょうか。
基本は、乖離が拡大した25日線や75日線との乖離を縮める展開となって一旦調整を入れ、その後、年末に向けて反転再開となる形を想定しています。