前日の米株高を好感したほか、新型コロナウイルスの感染拡大という悪材料も織り込みが進み、今日の日経平均は28880円で寄り付き、370円程度高くスタートしました。
9時18分に28800円で日中安値をつけた後はじりじりと上げ幅を拡大。
15時に28192円で高値をつけて、＋679円の29188円で終了。
高値引けで3日ぶりに大幅反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。
3/26に続き、アイランドリバーサルといわれる形状が一応示現する形になっているが
昨日の日中高値が29788円に対して、今日の同安値が28800円だったので、12円程度ですが、わずかながらマドを空けて上げる形になりました。
前日28778~29014円でマドを空けて下げて、本日は一転してわずかながらもマドを空けて上げる形になったので、昨日の日足が下方向にマドを空けて残される形になっております。
このため、チャートの形状としてはアイランドリバーサルといわれる形状が一応示現する形になっています。
前回この形状が示現したのは3/26になるのですが、この時は、3/24の28379円の安値から4/6の30208円まで戻る形になりました。
また、4/6の30208円から、昨日の安値28419円まで、日柄としては12日下げる形になりました。
4/19の記事で、
「これまでの高値は30714（2/16）になるのですが、そこから28308（3/5）まで、2400円程度下げる局面がありました。
この時、下げた日柄は13日になるので、仮にこの時と同程度の日柄で調整する形になると、4月22日で調整が終わる形になります」
と書いたのですが、日柄としては下げの日柄が12日となり、2/16~3/5にかけて下げた日柄と並んできたので、昨日の安値28419円で底を入れとなってもおかしくないようにも思えます。
今日の大幅高でここから底打ち反転となるのでしょうか？
明日以降の動きが注目されるところです。
