前日は月末に伴うポジション調整の売りに押されて下落となりましたが、本日は、月初のニューマネー流入への期待から日経平均は28998円で寄り付き、130円程度高く始まりました。
9時4分に29075円まで上げて一時29000円台を回復したのですが、戻りの鈍さから買い一巡後は伸び悩む展開に。
前日の米国株式市場が休場だったこともあって、引き続き手掛かり材料難となり、模様眺めムードが支配的でした。
引けは▲45円の28814円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.0兆円台でした。
日経平均は続落となったが、TOPIXは小幅ながらも反発で終わる
本日は、日経平均は続落となりましたが、TOPIXは小幅ながらも反発で終わりました。
また、10時31分に28611円まで売られて、下げ幅を250円程度に拡げ、5/27~28にかけて空けたマド(28587~28899円)をほぼ埋める場面もありました。
しかし、そこから切り返す動きとなったので、5日線(今日の時点で28803円)は辛うじて維持する形になりました。
本日は、5/27~28にかけて空けたマド(28587~28899円)をほぼ埋めて、下げも5日線のラインで何とか踏みとどまり、日足の形状も下ヒゲありの形となっています。
これらの点から見ると、ここから再度盛り返してきそうな感じもします。
今週は週末に米国雇用統計などの発表を控えているので、動きがとりづらい面があるのかもしれません。
しかし、5/28につけた戻り高値29194円を抜けて、75日線(今日の時点で29239円)も超えてくると、一目均衡表の遅行線が陽転となる可能性も出てくるので、2/16につけた30714円の高値抜けを目指す方向に動いてくる、という見方がより強まってくると考えます。