前日の米国株式市場は、一連の好調な経済指標を受けてインフレ高進懸念が高まる中、ハイテク株の売りが膨らみ、下落となりました。
これをうけて今日の日経平均は、28901円で寄り付き、下落してスタート。
9時34分に28764円まで下げて、一時は300円程度下げる場面もありました。
その後、12時31分に28991円まで戻して下げ幅を縮めましたが、再び軟化して▲116円の28941円で終了。
日経平均は反落となりました。
米雇用統計の発表を控え、終始模様眺めムードが強く、売買代金は前日よりも減少して2.3兆円台でした。
ここ最近、日経平均と比べてTOPIXの動きがよくなってきている
本日、日経平均は3日ぶりに下落となりました。
ただ、騰落銘柄数は、値上がりが1037銘柄に対して、値下がりが1052銘柄で、値下がり銘柄がやや多かったものの、均衡する形でした。
また、日経平均は下げとなったものの、TOPIXは小幅にプラスでした。
日経平均は75日線を超えることができていないものの、TOPIXは同線を超えています。
また、昨日、TOPIXは1966まで上昇して、5/10につけた戻り高値1955を超えてきています。
ここ最近、日経平均と比べてTOPIXの動きがよくなってきているのですが、この点は5/13に安値をつけて、以降、反転局面に入ったとする見方を強める要素になると考えます。
この先、2/16につけた高値を超える方向に動いてくるとみていますが、その場合、高値をつける時期としては5/13の安値から2~3か月後の7~8月あたりになるのではないかと想定しています。
なお、4月1日に記事を書いた際は、高値をつける時期としては6月あたりを想定と書いたのですが、安値をつけたのが5月にずれ込んだので、高値をつける時期の想定も後ろ倒しになったかたちになります。
6月あたりに高値をつける展開を想定
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