前日の米株市場で、公表された7月のFOMC議事要旨で年内のテーパリング実施の可能性が高まったとの見方が嫌気され、下落となりました。
それをうけて今日の日経平均は27398円で寄り付き、下落して開始。
前場は下げ渋る場面も見られましたが、国内で新型コロナウイルスの感染者数の増加に歯止めがかからないことから、買い手控えムードが強まり、売りに押される展開になりました。
大引け前の14時55分に27255円まで下落して、27272(7/30)の安値を更新。
そのまま安値圏で引け、日経平均は▲304円の27281円となりました。
売買代金は2.3兆円台でした。
前回安値27272(7/30)から明日が15日目
日経平均は7/30につけた27272円を維持できず、安値更新となりました。
なお、夜間市場に入ってから日経平均先物が売られて、一時26950円をつけて27000円を割り込む動きとなっているので、明日はさらに安値を更新する動きとなりそうな感じです。
ただ、8/17の記事で書いたように、日経平均は28419(4/24)の安値から13~15日間隔で安値をつける動きが継続しています。
日経平均は今週安値を更新し、次週反転する形か?
前日の米国株市場ではNYダウとS&P500指数が5日続伸し、過去最高値更新を継続。これをうけて今日の日経平均は、買い先行で始まり、27666円で寄り付き、140円程度高く始まりました。9時5分に27750円まで上昇しましたが、その後は次第に...
前回安値が27272(7/30)になり、明日が15日目となるので、このサイクルが継続している場合、明日安値をつけて次週反転する形になると思われます。
2/16につけた高値30714円からの調整の動きは、現在最終局面にあるとみていますので、サイクル通り安値をつけて反転する動きとなるのかどうか、見ていくところになるかと考えます。