前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要株指数が揃って上昇しましたが、前日に急伸した反動で日経平均は29056円で寄り付き、50円程度安く始まりました。
その後、10時47分に28870円まで下落して200円以上安くなりました。
ただ、売り一巡後は押し目買いの動きもみられ、下げ幅を縮小。
引けは▲7円の29098円で日経平均は反落で終了しました。
売買代金は前日よりも増加して2.6兆円台でした。
再度下値を試す動きとなった場合は、押し目買いを入れるよい機会になかか
業務が多忙で昨日も更新が飛びました。
日経平均は昨日、マドを空けて大幅高となり、25日線を抜けてきました。
本日も上げとなり、10/20の29489円をうかがう展開になれば、上方向に動く可能性もあったのですが、本日は前日並みの水準で終了。
さらに、今日の夜間市場で日経平均先物が28730円をつけるところまで下落しているので、昨日の大幅高はダマシだった可能性も強いかと考えています。
ここから下げに転じて10/25~26にかけて空けたマド(28668~28893円)を早々に埋めてくるようだと、再度下値を試す動きになる可能性もあるかと思います。
なお、恐怖指数と呼ばれるVIX指数は、一時14ポイント台まで落ち込んだ後、5日線を超える動きとなっています。
10月20日の記事で書いたように、ここからVIX指数が切り返してくると、米国株が下落、それをうけて日経平均も下げるという展開になるかもしれないので、目先動向が注目されます。
重要な節目となる29500円に接近し、VIX指数も16を割り込む動きとなっている。短期的にここからの動向が注目される
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なお、ここで下げに転じたとしても、大きく崩れる動きにはならないとみているので、仮に再度下値を試す動きとなった場合は、押し目買いを入れるよい機会になるのではないかと考えています。