前日のニューヨーク市場で、米金融引き締めに対する警戒感からNYダウやナスダック指数が下落したことを受け、今日の日経平均は28246円で寄り付き、下落してスタート。
その後も下げを拡大し、11時16分に27889円まで下落。
一時下げ幅は600円程度となりました。
それ以降は、日銀のETF買いへの思惑も浮上するなか、後場に入り下値に買いが流入してやや下げ幅を縮小。
引けは▲364円の28124円となり、日経平均は続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.4兆円台でした。
28814(1/12)から2段下げの展開に
前日の日中安値が28444円に対して、今日の同高値が28252円だったので、190円程度マドを空けて下げる動きとなりました。
27889円まで下落したことで、1/11の28089円の安値を割り込み、5日線(今日の時点で28416円)も下回りました。
昨日の記事で書いたように、1/11の28089円の安値を割り込んだことで、29388(1/5)から3波構成での下げ(2段下げ)の動きになっています。
a波:29388(1/5)⇒28089(1/11)
b波:28089(1/11)⇒28814(1/12)
c波:28814(1/12)⇒現在進行中
ここから下げてくると、5波構成の三角保ち合いの中の最後の下げをやっているという見方になる
前日の米国株式市場は主要3株価指数が小幅ながら続伸でしたが、東京市場では前日の大幅高の反動から利益確定売りが先行。日経平均は28658円で寄り付き、下落してスタートしました。その後も売りに押されて、更に下げ幅を拡大する展開に。15時に284...
a波の下げが4日なので、c波の下げが仮に同程度の日数下げるとすると、来週あたりにc波の底を入れるということになります。
現時点では、現在の下げは、5波構成の三角保ち合いの中の最終局面の下げになるとみており、この下げが終了したら、再度上げトレンドに回帰すると考えているので、来週以降の動きは特に注目していくところになるのではないかと考えています。