本日は前日に大幅反発した反動や、米国株安などで売りが先行。
日経平均は27437円で寄り付いた後、株価指数先物に断続的な売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大。
13時2分に27080円まで下押ししました。
売り一巡後は、模様眺めムードが広がるなか、下げ幅を縮小する動きとなり、大引けは▲227円の27232円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.9兆円台でした。
米国株は2/14、日本株は2/15に目先の安値をつけているので、これを維持できるかどうかがポイント
前日に2/10~14にかけて空けたマド(27325~27575円)を埋めてくる形になったのですが、当該マドを完全に埋めることができずに下落する形になりました。
チャート的には25日線で打ち返される形になり、5日線(今日の時点で27266円)を再び割り込んできているので、再度下値を試す動きとなる可能性もあります。
前日の米国株市場でも、主要3指数が25日線を抜けずに足踏みする形になっています。
主要3指数のうち、S&P500が唯一プラスで4475.01で引け、辛うじて200日線(昨日の時点で4456.1)を維持する形になっているので、この水準で踏みとどまれるかが目先の焦点となっています。
ここで踏みとどまって、25日線(昨日の時点で4496.24)を上回ってくれば、切り返しの動きが継続となり、2/2につけた戻り高値4595.31を目指す動きとなる可能性も出てきます。
とりあえず現時点では、ここで踏みとどまることができるのか、まだはっきりとしませんので、もう少し様子をみていく必要があります。
なお、米国株は2/14、日本株は2/15に目先の安値をつけているので、ともに当該安値を維持したまま戻り高値を試せるのかがポイントになります。
当該安値を割り込むと、米国株は1/24、日本株は1/27につけた直近での最安値を更新してくる動きとなる可能性が高いと思います。