今日の日経平均は26877円で寄り付き、朝方から売り優勢の展開で開始となりました。
10時14分に27004円まで上げ、一時は前日比でプラス圏に浮上する場面もあったのですが、そこから再度下落する動きとなり、12時45分に26720円まで下落。
260円程度マイナスとなりました。
ただそこから下げ渋る動きとなり、大引けは▲164円の26821円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台で、再び3兆円割れとなりました。
26801(4/7)から下値を切り下げる動きは鈍化してきている
本日は日中安値が26720円まであったので、先週金曜日の安値26764円を割れてきました。
これで、28338(3/25)からの調整日柄が今日で12日目となり、24681(3/9)から28338(3/25)まで上げた日柄(12日)と同程度下げる動きとなりました。
今日の段階で、24681(3/9)から28338(3/25)まで上げた日柄と同日数下げる動きとなったので、ここら辺りで調整一巡となり、再度反転する方向に動いてもおかしくない所まで来ている、という見方もできるのではないかと思われます。
なお、日経平均は28338(3/25)で戻り高値をつけてから26801(4/7)まで、比較的早いペースで下値を切り下げる動きが続いてきました。
しかし、26801(4/7)で安値をつけてからの日中の安値の推移を見ますと、26764(4/8)、26720(本日)と、安値を切り下げてはいるものの、そのペースは緩やかになっています。
安値を切り下げるペースが鈍化し、その後、反転して5日線(今日の時点で27166円)を超え、なおかつ、5日線が上向きに転換してくると、28338(3/25)からの調整局面が一巡し、再度戻り高値を目指す方向に動きが変化してきたという事になると思います。
日柄的に見ても、調整一巡となる局面は近づいているように思われますので、今週はどこで再度戻り高値を目指す方向に動きが転換してくるのかを見極める局面にあると考えています。