5日線が上向きに転換し、調整一巡となる最初のシグナルが点灯

前日の米国株市場で主要株価指数が揃って上昇したことを受け、主力株を中心に幅広く買いが流入し、今日の日経平均は26925円で寄り付き、上昇してスタート。

その後、先物を絡めて継続的に上値が買い進まれ、11時12分に27200円まで上昇。

中国・上海株や香港株が終始強い動きを示したことも追い風となり、そこから高値圏でもみ合う動きに。

大引けは＋328円の27172円で終了。

日経平均は続伸となりました。

ただ、売買代金は前日よりも減少して2.3兆円台で、今週に入ってから最も少ない水準でした。

調整終了となった場合、3万円近辺を目指す動きになるか？

今日の日経平均は続伸となったので、5日線（今日の時点で26831円）を昨日に続いて上回る形になりました。

また、5日前の終値（26888円）を上回って引けたので、5日線が上向きに転換してきました。

3/30に5日線が下向きに転換してから、同線はずっと下落する動きが昨日まで続いていました。

しかし、本日11日ぶりに5日線が上向きに転換してきたので、調整一巡となる最初のシグナルが点灯する形になりました。

なお、4/11の記事で、今週は調整終了を見極める局面かと書いたのですが、本日、調整一巡となる最初のシグナルが点灯したので、一昨日つけた安値26304円で、28388（3/25）からの調整が終了となる可能性が出てきました。

調整が終了となれば、28388（3/25）を抜ける方向に動いてくるとみていますが、その場合、4/12につけた安値26304円から24681（3/9）から28338（3/25）まで上げた値幅（3657円）と同程度上げる、3万円近辺（29961円）を目指す動きになるのではないかと考えています。