前日の米国株式は下落でしたが、朝方は、前日に大幅反落した反動から買いが先行し、日経平均は26448円で寄り付き、40円程度高く始まりました。
その後は、時間外取引での米株価指数先物高や、中国人民銀行による住宅ローン向け指標金利の引き下げを背景に上海総合指数や香港ハンセン指数が一段高となったことも後押しし、上げ幅を拡大する展開に。
14時40分に26769円まで上げ、大引けは＋336円の26739円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりもやや減少して2.9兆円台でした。
上値抵抗ラインを仮に抜けてくるような展開となると、戻り方向への動きがより強くなってくる可能性がある
前日は、26458~26741円でマドを空けて下げる形となったのですが、今日は26769円まで上げたことで、1日で前日空けたマドを埋める形になりました。
また、25日線（今日の時点で26703円）を超えて、1日で25日線の水準を回復する形になりました。
前日空けたマドを1日で埋めてくる形になったのは、ポジティブ要因となります。
なお、28338（3/25）と27580（4/21）を結ぶ上値抵抗ラインが、直近で26800~26900円辺りまで降りてきています。
今日の引け値が26739円で、今のところ夜間市場で日経平均先物が一時26940円まで上げるところまで来ているので、来週の月曜日に上値抵抗ラインを仮に抜けてくるような展開となると、5/18の記事でも書いたように、戻り方向への動きがより強くなってくる可能性があります。
https://souba20.com/soubakan/nikkei225/23304
NYダウが年初来安値を更新する動きとなったため、再度下値を警戒するべきところかとも思われたのですが、日本株はそれに追随せず、切り返す動きとなっているので、このままこの動きが継続するようであれば、この先の展開が期待できるのではないかと考えます。
