前日の米国株市場はメモリアルデーのため休場でした。
手掛かり材料がない中、日経平均は27318円で寄り付き、50円程度安い水準で開始。
その後、9時12分に27463円まで買われました。
しかしそこからは売りに押され、マイナス圏に沈み、10時10分に27250円まで値を下げました。
前日に先物主導で日経平均は600円近い上昇をみせていたこともあり、上値は重い1日でした。
売買代金は、MSCIによる採用銘柄入れ替えの動きが加わり、前日よりも大きく増加して5.5兆円台でした。
一目均衡表の遅行線が陽転した状態が継続すれば、先々ゴールデンクロスが示現する可能性も強くなる
今日は27463円まで買われたので、昨日の高値27401円を超える場面もありました。
しかし、買いは続かず、下落したので、日経平均は3日ぶりに下げました。
昨日、5/6の27072円を16日ぶりに超え、しばらく抜けられなかった27050~27100円の壁を抜けて大幅高となったので、その勢いが持続するかと期待したのですが、買いの勢いは続かず、下落となりました。
なかなかすんなりと戻り方向への動きとはなりませんが、明日、明後日と現在の水準を維持する形になれば、一目均衡表の遅行線が陽転した状態が継続することになるので、上げ方向に向けた下支え要因になると考えます。
一目均衡表の遅行線が陽転した状態が継続すれば、昨日の記事でも書いたように、25日線が75日線を下から上に抜けるゴールデンクロスが先々示現する可能性が強くなります。
日経平均は大幅続伸。ここから3万円方向を目指す展開となるか
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なお、現在の水準をしばらく維持できないと、遅行線が陽転した状態も維持できなくなる可能性があるので、少なくとも今週いっぱいは現在の水準を維持することが必要になってくると考えます。