前週末の欧米株高を受けて、リスク選好の流れが継続。
日経平均は26741円で寄り付き、250円程度高く始まりました。
10時6分に26665円まで一旦押した後、上値追いの動きとなり、14時7分に26938円まで上昇。
一時、450円程度プラスとなる場面もありました。
そのまま高値圏で取引を終え、大引けは+379円の26871円で、日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.6兆円台でした。
三空での下げが示現した後、ややタイムラグを置いて底打ちとなっている
本日の日経平均の日中安値は26665円に対して、先週金曜日の同高値は26519円なので、150円程度マドを空けて上げる形になりました。
なお、本日の上昇で、75日線(今日の時点で26852円)を回復し、25日線(今日の時点で26971円)も近いところまで接近してきました。
また、26938円まで上昇する形になっているので、6/13~14にかけて空けたマド(26657~26948円)をほぼ埋めてくる形になりました。
6月14日の記事で、
「三空叩き込み買いに迎えという相場格言がありますが、ここで切り返しに転じてくるのか、注目されるところです。
なお、2019年10月、2018年1月などで三空での上げが示現したあとは、その後、しばらくして天井打ちとなっています。
今回は、その逆の三空での下げが示現しているので、三空での上げが示現した時と同じように、ややタイムラグを置いて底打ちとなるのかが注目されます」
と書いたのですが、6/9~14にかけて三空での下げが示現した後、25520(6/20)まで下落。
そこから切り返しに転じてきているので、今のところ、6月14日の記事で書いたように、ややタイムラグを置いて底打ちする形になっています。
なお、日経平均は、三空での下げのうち、3つ目のマド埋めにほぼ成功しましたので、次は2つ目のマド(27389~27795円)埋めを目指す展開になると想定します。