前日の米国株市場で、NYダウはプラス圏で踏みとどまったものの、東京市場ではFRBによる金融引き締めが米景気後退を招くのではないかという思惑が売りを誘発。
日経平均は26753円で寄り付き、50円程度下げて始まったあとも売りが継続して、14時44分に26324円まで下落。
大引けは▲411円の26393円で、続落となりました。
売買代金は前日よりも減少して3.2兆円台でした。
来週後半にかけて再び下げ基調となる可能性もあるように思われる
日経平均は続落で、5日線(今日の時点で26722円)を割り込みました。
また、今日の安値は26393円まであったので、6/24~27にかけて空けたマド(26519~26665円)も埋めてくる形になりました。
昨日は米国株が下げた割には下げ幅は小さかったので、昨日の記事で「今日の動きだけを見て判断するのは難しいと思います」と書いたのですが、1日あけて大きく下げてきました。
戻り基調が継続するのか否かは、米国株の動き次第
前日の米国市場で景気に対する楽観的な見方が後退し、株安となったことを嫌気して、日経平均は26814円で寄り付き、下落して始まりました。その後、半導体関連など値がさのグロース(成長)株や景気敏感株を中心に売られ、9時44分に26687円まで下...
なお、今日の下げにより、25520(6/20)からの戻りは27062(6/28)で終了。
そこから再度、25520(6/20)を目指す下向きの動きが始まったようにも思われます。
仮にそのような動きとなっているのであれば、28389(6/9)から25520(6/20)まで、8日(両端入れ)下げているので、27062(6/28)からそれと同じ日柄を下げる形となるのかもしれません。
27062(6/28)から8日下げると7/7がその応当日となるので、来週後半にかけて再び下げ基調となる可能性も出てきたように思われます。