前日のNYダウは、今晩発表の米6月消費者物価指数(CPI)を警戒する売りが膨らみ、3日続落。
ただ、今日の日経平均は26403円で寄り付き、上昇してスタート。
前日に475円安の大幅安となった反動もあり、自律反発を狙った買いが流入し、10時9分に26543円まで上昇。
一時、200円以上上げる場面もありました。
ただ、その後はCPIの発表を前に様子見姿勢が強まり、後場は一進一退で方向感に欠ける展開となりました。
大引けは+142円の26478円で反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.0兆円台で、低調でした。
ここから上昇が継続すれば、戻り優位の動きが続く可能性がある
昨日、大幅安だったので、前日の日足の形状は大きな陰線。
これに対して今日は、反発して始まり、寄り値よりも高く引けたので、日足の形状は小陽線でした。
前日の大きな陰線を今日の小陽線ではらむ形になっているので、陰の陽はらみという形が示現しました。
7/1~4にかけて同じような形が示現しているのですが、この時は、25841(7/1)から27062(7/11)まで上昇しました。
前回と同じような形が示現しているので、ここから前回と同じような形で反発する展開となるかどうか、注目されるところです。
なお、ここから上昇が継続すれば、27062.31(6/28)や、27062.17(7/11)を超えてくる可能性があります。
これらを超えてくると、25日線(今日の時点で26544円)や、75日線(今日の時点で26904円)も超えてくるので、戻り優位の動きが続くことになると考えます。