日経平均は続落。一息を入れた後は、3万円方向を目指す動きになると想定

前日の米株式市場では、NYダウが18ドル高と小幅反発。

今日の日経平均は29095円で寄り付き、150円程度高い水準でスタートしました。

9時2分に29150円まで上げ、上げ幅は200円を超えたのですが、そこから失速。

10時34分に28913円まで下げた後、もみ合いで終始し、大引けは▲11円の28930円で終了。

日経平均は続落となりました。

売買代金は前日並みの2.3兆円台でした。

上げ途中の中で一息入れる形か

本日はTOPIXは+0.2%と上昇でしたが、日経平均は▲0.04%で下落でした。

今日、日経平均は28930円で引けたことで、5日線（今日の時点で28967円）を割れる形になりました。

今週は水曜日に7.5か月ぶりに29000円の大台を回復してきたのですが、その後、2日間は大台割れとなっています。

日経平均は先週金曜日に28300~28400円の壁を抜けた後、8/17に29222円まで上げ、そこからやや押し戻される展開になっていますが、上げ途中の中で一息入れる形かと思われます。

ここで一息を入れた後は、3万円方向を目指す動きになると見ているのですが、まずは今年の1月5日の29388円が最初のポイントになります。

その次が昨年11月16日の29960円。

この29960円も超えてくることができれば、下落傾向が続いてきた200日線が当面の間、上向きに転換する形になるので、上げのフォロー要因となり、昨年9月14日につけた30795円の高値を試す展開になると考えます。

なお、昨日の記事でも書いたように、日経平均とTOPIX Core30の関係をみると、ここから日経平均は昨年9月14日につけた30795円の高値を抜けてくるのではないか、と想定しております。