前週末の米国株市場ではNYダウが500ドルの下げで新安値を更新。
これを受けて朝方はリスク回避ムードが強く、日経平均は25778円で寄り付き、下落して始まりました。
そこから9時56分に25621円まで下落。
一時下げ幅は300円を超えました。
ただ、売り一巡後は急速に戻り歩調となり、前場後半にはプラス圏に浮上。
後場も高値圏で売り物をこなし、引け際に急速に水準を切り上げ、大引けは+278円の26215円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.9兆円台でした。
明日も続伸となると、上げと下げが交互に繰り返すという値動きのパターンに変化が現れることになる
今日の日経平均の日中安値は25621円まであったので、9/30につけた直近の安値25805円を割れてきました。
ただ、安値更新後は切り返したので、引けはプラスで終了。
9/30の記事で、
「日本株も9/26以降の値動きを見ますと、その翌日上げて、その翌日下げて、その次の日に上げ、そして今日下げるというように、上げと下げが交互に繰り返してきています。
仮にこの法則がまだ続くとすると、翌週の月曜日は上げるということになるのですが、上げと下げが交互に繰り返すという値動きは、底値圏で見られるパターンにもなります」
と書いたのですが、今日はその法則継続で反発となりました。
なお、今日の日足は、前日の引け値よりも安く始まって、前日の寄り値に近い水準で終わっているので、形状としては切り込み線になっています。
一般的に切り込み線は、相場の上昇への転換、または、底入れの形と言われています。
また、9/26からの値動きは細かく見ると5つの波での値動きとなっているので、今日、反発したあと、翌日以降の動きがどうなるかが注目されます。
明日、続伸となって、9/27の引け値26571円を超えてくると、5日線が下向きから上向きに転換してくるので、目先反転の可能性が強まります。
なお、29222(8/17)からの調整が終了となるためには、27268(9/7)を超えてくる必要があると考えます。