前日の米国株市場で、主要株価指数が大幅下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄にリスク回避目的の売りが広がり、日経平均は27265円で寄り付き、200円程度下げて開始。
10時51分に27046円まで下げて、一時下げ幅は400円を超えました。
その後、やや戻したものの、大きく戻すことはできず、大引けは▲368円の27104円で終了。
日経平均は大幅続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して、2.8兆円台でした。
200日線を割り込み、1/23~24にかけて空けたマド(26938~27150円)も一部埋めてくる
今日の日経平均は27046円まで下げて、27266(2/13)の安値を割り込むとともに、200日線(今日の時点で27268円)も割れてきました。
また、1/23~24にかけて空けたマド(26938~27150円)も一部埋めてくる形となりました。
米国株市場では、暫く保ち合いの動きを続けていたNYダウが33115ドルまで下げて、75日線(昨日の時点で33601ドル)を割れてきているので、1/20の安値32948ドルや、12/19の安値32581ドルを試しに行きそうな動きとなっています。
昨日の記事で、25661(1/4)からの戻り局面はまだ継続しているというのがメインシナリオと書いたのですが、このような動きからすると、戻りシナリオに黄色信号が点灯しているような感じとなっております。
戻り局面はまだ継続していると見ているが‥‥
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25661(1/4)からの戻りが27821(2/6)で終わったとすると、今回は25661(1/4)からの戻りが6週目(両端入れ)で終了したということになります。
なお、仮に戻りが27821(2/6)で終わったとすると、2021年から、おおむね14~16週間隔で安値をつけるサイクルが繰り返してきているので、次に安値をつけるタイミングとしては4月3日~21日が想定されるという事になります。