前日のNYダウは3日続伸。
これを受けて今日の日経平均は、31927円で寄り付き、280円程度高い水準でスタート。
メジャーSQを無事通過したことで買い安心感も強まり、その後も継続して買いが続き、14時58分に32304円まで上昇。
大引けは+623円の32265円で終了。
日経平均は3日ぶりに大きく反発となりました。
メジャーSQで売買代金が膨らみ、4.3兆円台でした。
仮に日経平均に日柄調整の動きが起こるとしたら、その間、出遅れていた小型株に資金が回ってくる可能性もあるのではないか
本日、32265円で引けたことで、5日線(今日の時点で32108円)を1日で回復してきました。
今日も続落となると、4月12日から継続していた5日線の上昇基調に変化が生じる可能性があったのですが、本日大きく反発し、同線を上回ってきたので、5日線の上昇基調は継続となりました。
本日上昇となったことで、25日線との乖離率は+5.05%、75日線との乖離率は+11.75%と再び拡大。
上昇トレンドが継続する中でも、25日線、75日線との乖離率が大きく拡大した後は、一旦、縮小する展開になるのが一般的なパターンです。
乖離率が縮小するのは、値幅調整が起こって同率が縮小するケースと、株価は大きく下がらないものの、かといって上げる展開ともならない、日柄調整で縮小するケースと、2パターンがあります。
現状は、押し目待ちに押し目なしの展開になっているので、ここから仮に25日線、75日線との乖離率が縮小するとしたら、日柄調整で縮小するケースになるのではないかと考えます。
仮に日経平均に日柄調整の動きが起こるとしたら、その間、出遅れていた小型株に資金が回ってくる可能性もあるのではないかと考えています。