前日の米国株市場は上昇で、今日の日経平均は32280円で寄り付き、70円程度高い水準でスタートしました。
その後、32312円まで上げましたが、為替のドル安/円高が相場の重しとなったほか、半導体関連株の過熱感を意識した利益確定売りも先行し、10時24分に31791円まで下落。
一時、下げ幅は400円を超えました。
その後は下げ幅を縮小し、大引けは▲259円の31943円で終了。
日経平均は下落となりました。
売買代金は3.3兆円台でした。
TOPIXは7日続落で、騰落レシオ(6日)は49.8%まで低下
今日の日経平均は、31791円まで下げたので、32065(7/10)を割れてきました。
やはり、下げは32065(7/10)では止まらずでした。
しかし、本日の騰落銘柄数は、値上がりが464銘柄に対して、値下がりが1313銘柄だったので、騰落レシオ(6日)は49.8%まで低下してきました。
この水準は、3/20の45.47%以来の水準です。
この時は、その2日前の3/16に26632円の安値をつけて、以降、33772(6/19)まで上がる展開となりました。
また、日経平均は昨日小反発となったのですが、TOPIXは昨日も下落で、今日も下落だったので、これで続落は7日まで延びる形になりました。
これらの点からすると、33772(6/19)の高値からの調整はけっこういい水準まで進んできているということになり、そろそろ切り返しの動きが出てきてもおかしくないようにも感じられます。
切り返しに転じるためには、少なくとも5日線(今日の時点で32299円)は超えてくる必要があるので、どこでその水準を超えられるかをまずは見ていくところと考えます。