前日の米国株市場は、米長期金利が低下傾向にあることが好感されて上昇しました。
これを受けて今日の日経平均は、31847円で寄り付き、100円程度高く始まりました。
9時11分に31804円まで一旦押した後、上げ幅を広げ、13時25分に32037円まで上昇。
一時、32000円台を回復して、300円近く上げる場面もありました。
そこからはやや戻りに押されて、大引けは+189円の31936円で終了。
日経平均は、続伸となりました。
売買代金は3.3兆円台でした。
30487(10/4)の安値から戻りの日柄は今日で5日目
今日は一時32037円まで上昇し、32154(9/22)の安値に接近しました。
日経平均は、引き続き、リバウンド基調が継続なのですが、TOPIXは伸び悩み、マイナスでの引けとなりました。
これまでは日経平均と比べてTOPIXが堅調で、TOPIXが相場を引っ張る形が継続していたのですが、今日は逆の動きとなっています。
この点からみると、やはり、現在は調整局面の中のリバウンド局面と見た方がよいように思われます。
33634(9/15)から30487(10/4)の安値まで、日柄では13日の下げ(両端入れ)で、値幅では3147円の下落となっています。
それに対して、30487(10/4)の安値から今日の高値32037円まで、日柄では5日の戻り(両端入れ)で、値幅では1550円の戻りとなっています。
調整局面の場合は、下げの日柄 > 戻りの日柄となりやすいので、戻りが継続したとしても、今週~来週あたりがいいところではないかと想定します。
戻りがピークアウトした後は、30487(10/4)の安値方向に向かう動きとなるのではないかと見ています。