今日の日経平均は33559円で寄り付き、20円程度安い水準でスタート。
その後、上げに転じて、9時25分に33853円まで上昇。
6/19の高値33772円を抜けました。
しかし、高値圏では利益確定売りに押され、後場にかけて再びマイナス圏に転落。
13時2分に33352円まで下げた後はもみ合いとなり、大引けは▲197円の33388円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は3.6兆円台でした。
ドル円は148円台まで下落し、5日線が25日線を下回るミニデッドクロスが示現
今日の日経平均は高値を抜け、一時は33年ぶりの高値更新となりました。
しかし、その後、下落したので、日足の形状は上髭ありの陰線で引けました。
日経平均は年初来高値を更新したのですが、TOPIXの高値は2404.99までで、9/15につけた2438.02の高値まで届きませんでした。
なお、11月17日の記事で、ドル円の動きが鈍くなってきている点はやや気になると書いたのですが、本日、ドル円は148円台まで下落し、5日線が25日線を下回るミニデッドクロスが示現する形になっています。
ドル円の動きが鈍くなっている点は、やや気になる点にはなる
前日の米株式市場で、NYダウが5日ぶりに反落。これを受けて今日の日経平均は、33344円で寄り付き、80円程度安い水準でスタート。9時10分に33263円まで下押しましたが、そこから切り返しに転じてプラス圏に浮上。大引け付近で33599円で...
仮にドル円がこのまま円高方向に進み、株価がその影響を受けて売られる形になると、日経平均は高値を抜けたのに、TOPIXは高値を抜けない形になり、いわゆる、ダイバージェンスが示現する形となります。
ダイバージェンスの示現はトレンド転換を示唆するサインとなるので、要注意です。
特に、TOPIXが先に高値をつけて、日経平均がその後に高値をつけるケースは目先天井打ちとなる可能性があるので、今週ここからどう動いてくるのか、注目されるところです。