前週末の欧州株市場が全面高に買われたほか、米国株市場でも米長期金利の一段の低下を好感してNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇となりました。
ただ、今日の日経平均は、33318円で寄り付き、110円程度下落して開始。
寄り直後に33324円で日中高値をつけたあとは、9時19分に33023円まで下落。
一時、下げ幅は400円を超えました。
その後は下げ幅を縮小する展開となり、大引けは▲200円の33231円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は3.3兆円台でした。
33853(11/20)で高値をつけて調整局面に入ったのか、あるいは、一時的な調整で再度高値方向を目指す展開となるのか、目先、正念場
ここまで日経平均は33853(11/20)で高値をつけてから横ばいの動きが続き、11/14~15で空けたマド(32836~33096円)は埋めてきませんでした。
このマドを埋めずに切り返してくると、33853(11/20)方向を再び目指す展開になるかと見ていたのですが、本日、33023円まで下げたので、当該マドを一部埋めてきました。
そして夜間市場に入り、日経平均先物が一時33000円を割れる動きとなっています。
ここから、一時マドを埋めたものの、そこから切り返してくるのか、あるいは、マドを完全に埋めて更に下げてくるのか、目先、正念場になると思われます。
ここからマドを埋めて11/6につけた32766も割れてくるようだと、30538(10/30)からの反発は33853(11/20)で終了し、調整局面に入ったとする見方が有力になってくると考えます。
一方、そこまで下がらずに切り返してくるようだと、33853(11/20)からの下げは一時的な調整で、33853(11/20)方向を再び目指す展開になる可能性の方が強くなるのではないかと考えます。