前日の米株式市場で、NYダウが4日ぶりに反発したほか、ナスダック指数は約2年3カ月ぶりに最高値を更新。
半導体関連などハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、今日の日経平均は39254円で寄り付き、90円程度高い水準でスタート。
その後、上値追いの動きが続き、14時50分に39990円まで上昇。
大引けは+744円の39910円で終了となりました。
売買代金は5.1兆円台でした。
日経平均は4万円の大台まで、一時あと10円まで迫る
今日は3日ぶりに大幅反発し、2/27につけた39426円を抜き、一時39990円まで上昇。
4万円の大台にあと10円に迫る所まで上昇しました。
引き続き強い地合いが続いておりますが、今日の騰落銘柄数は、値上がりが805銘柄に対して、値下がりが805銘柄で拮抗していました。
一部の半導体関連株の上昇が上げをけん引して、日経平均は高値を更新しましたが、やや歪な形での上昇でした。
ここまで急ピッチでの上げが続いているのですが、日経平均のPERは16倍程度なので、バブルではないと思います。
が、今日の時点で75日線との乖離は14%まで拡大。
また、株数ベースの裁定買い残高は、2/28時点で7.6億株まで増加。
松井証券の信用買いの評価損率は、今日の時点で▲0.2%まで縮小しています。
これらの点からみますと、短期的には行き過ぎの黄色信号が点滅している状況にあると思うので、どこかで行き過ぎの反動の動きが出てもおかしくないのではないかと考えております。(ただ、今のところはまだ変化の兆しは出ていません)