前日の米国市場で主要3指数が下落した流れを引き継ぎ、今日の日経平均は39792円で寄り付き、300円以上下げて開始しました。
寄り直後に39769円で安値をつけたあとは切り返しに転じて、14時19分に40147円まで上昇。
一時はプラス圏に浮上しましたが、大引けは▲6円の40090円となり、小幅安で引けました。
騰落銘柄数は、値上がりが1200銘柄に対して、値下がりは401銘柄で、値上がり銘柄が優勢。
売買代金は5.1兆円台でした。
ドル円の動きにやや軟化の気配がみてとれるか
今日の日経平均は小幅安でしたが、TOPIXは+10.74の2730.67で終了。
TOPIXは昨日の高値を更新しました。
日経平均も小幅安となりましたが、昨日、今日と、寄り値よりも高く引けているので陽線が連続する形になっており、依然として高値を狙う形が継続しています。
ただ、ドル円については、昨年末から上昇を続けて140円から150円まで戻していたのですが、2月の半ばに150円88銭ぐらいまで戻した後、伸び悩む動きとなっています。
日経平均が当面の高値をつけて調整に入るときは、米国株が下げてドル円も円高方向に振れると見ているのですが、今のところは、ドル円の動きにやや軟化の気配がみてとれるか、というレベル感の動きになっています。
なお、昨日、米国株市場で、ナスダックとS&P500はマドを空けて下げています。
これを早期に回復してマドを埋めてくるようであれば、依然として戻り基調継続となりますが、早期でマドを埋められないようだと、変調の兆しが出てくることになります。
今週は週末にメジャーSQを控えているので、動きに変化が出てこないかどうか、一応、留意しておくべきではないかと考えております。