前日まで4日続落となっていたのですが、米株高の流れを引き継いで、今日の日経平均は39864円で寄り付き、260円程度高い水準でスタートしました。
9時14分に39927円まで上昇し、節目の4万円に迫る場面もありましたが、買い一巡後は次第に伸び悩む展開に。
その後は、利益確定売りが優勢となり、13時9分に39519円まで下落。
為替の円高進行が上値を抑える形となり、大引けは▲4円の39594円で5日続落となりました。
売買代金は3.4兆円台でした。
日経平均は5日続落だが、TOPIXは反発で終了
今日は日経平均は続落となりましたが、TOPIXは+0.21%の上昇。
騰落銘柄数も値上がりが1127銘柄に対して、値下がりが472銘柄で、値上がり銘柄が優勢でした。
昨日までで4日続落となり、値下がり銘柄も1375まで増えたことで一旦、下げ一服となりました。
ここから自律反発の動きはあるかもしれないのですが、日経平均は7/11の42426円で当面の高値をつけて以降、調整する流れに方向性が転換してきているように感じられます。
なお、米国株では、ナスダックが昨日、15222(4/19)の安値から上げてくる局面で初めて5日線が25日線を下回るミニデッドクロスが示現しました。
ミニデッドクロスが示現するのは4/8以来、約3か月半ぶりです。
ナスダックは7/11に18671で高値をつけて、そこから調整する感じの動きに入っています。
ナスダックは一足早く調整する動きになってきていたのですが、NYダウはその動きに引きずられることなく、堅調な値動きを続けてきました。
しかし、7/18に41376で高値をつけた後、下落に転じて、7/19に40203まで値を下げてきています。
NYダウは昨日、一旦反発する動きとなりましたが、この先、5/20につけた40077あたりを下に抜けてくるようであると、調整局面に入ったとする見方がより強くなってくるのではないかと思われます。