今日の日経平均は38241円で寄り付き、220円程度安い水準でスタート。
その後は、日銀の金融政策決定会合や米国のFOMCといったイベントを控えて、持ち高調整の売りが上値を抑制する形で11時5分に38076円まで下落しました。
ただ、そこからは切り返しに転じて、14時57分に38531円まで上昇。
大引けは+57円の38525円でクローズしました。
売買代金は4.1兆円台でした。
二段下げの場合、あと数日程度戻した後、再び下げに転じるパターンを想定
今日は日経平均はプラスで引けましたが、TOPIXは下落で終了。
騰落銘柄数も値上がりが445銘柄に対して、値下がりが1163銘柄で、値下がり銘柄が優勢でした。
日経平均は42426(7/11)の高値から37611(7/26)まで、11日(両端入れ)で4815円下落。
そこから昨日、38719円まで上昇しています。
1108円の上げ幅で、4815円の下落に対する戻り率は23%です。
7/24~25にかけて、38557~39096円でマドを空けて下げているので、このマドを埋められるかどうかが一つのメドになります。
仮に39096円まで戻すと、戻り幅は1485円になるので、戻り率は30.8%となります。
なお、41087(3/22)から36733(4/19)まで調整したときは、38744(4/5)まで11日(両端入れ)下落した後、39774(4/12)まで6日戻して、そこから36733(4/19)まで下げる二段下げの形になりました。
現時点では、今回も二段下げで下げる形を想定しているので、あと数日程度戻した後、再び下げに転じて37611(7/26)を割れるパターンを想定しています。
メインで考えているのはこのパターンになるのですが、戻りがあと数日程度では終わらずに更に延びるような形になると、想定とは違ったパターンになってきます。
現時点ではどのパターンになるのか、まだ見えていないので、まずは37611(7/26)からの戻りがどの程度まで持続するのかを見極めていく局面になります。