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TOPIXは7/26の安値を割れるが、日経平均は同安値を維持

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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前日のNY市場でナスダックは大きく反発しました。

しかし、今日の日経平均は38781円で寄り付き、300円程度安い水準でスタート。

その後も、前日の日銀会合や米連邦公開市場委員を経て急激に円高が進行したことを嫌気し、幅広く売られる展開に。

10時44分に37737円まで下げて、一時下げ幅は1300円を超えました。

そこから下げを縮める展開になりましたが、大引けは▲975円の38126円で終了。

日経平均は大幅反落となりました。

売買代金は6.0兆円台と膨らみました。

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7/26からの反発が4日の戻りで終了だと、日柄的にはやや戻りが短いようにも感じられるが……

今日の騰落銘柄数は、値上がりが97銘柄に対して、値下がりが1541銘柄で、全面安でした。

日経平均の下落率が2.49%に対して、TOPIXの同率は3.24%で、日経平均よりもTOPIXの下落率の方が大きい形になりました。

TOPIXの今日の安値は2684.91で、7/26につけた2695.45を下回りました。

一方で、日経平均の安値は37737円までで、7/26につけた37611円は割れませんでした。

TOPIXの動きが正しいとしたら、ここから日経平均も7/26につけた37611円を割れてくる形になります。

しかし、37611(7/26)から39188(7/31)までの4日(両端入れ)の戻りで反発が終了だと、日柄的にはやや戻りが短いようにも感じられます。

37611(7/26)からの戻りが二段上げの構成になるとしたら、37611(7/26)から39188(7/31)までの戻りが1段上げで、そこから今日の下げがあって調整し、その後、再度上昇で2段上げの形態で戻るというパターンも考えられなくはないです。

また、TOPIXが安値を先に更新したので、日経平均もそれに追随するだろうと見ていたら、追随せずに反発に転じたというケースも過去にありました。

ので、7/26からの反発はまだ終了してはおらず、再び戻りを試してくる展開もあるのではないかと考えておりますが、果たしてどう動いてくるでしょうか?

なお、日経平均が37611(7/26)の安値を維持できずに連続して下げてくるようだと、上記の見方の実現性は薄くなり、7/26からの反発は早々に終了したという見方が強くなってきます。

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