今日の日経平均は、▲244円の16391円と反落。
売買代金は、前日よりも減少して2.0兆円台でした。
本日は16469円で寄り付き、前日より下落してスタートしました。
その後、11時6分に前日比で90円程度安い16541円まで戻す場面もあったのですが、そこが戻りのピークとなり、以降は失速する展開に。
本日の日中安値は16391円だったので、最終的には安値引けで本日の取引を終えるかたちとなりました。
昨日に引き続き、ユーロ円を売ってみた他、株もショートしてみた
先週金曜日の日銀会合から2日続伸だったのですが、今日は3日ぶりに反落となりました。
日銀会合の後、黒田総裁が次回9月の会合で「総括して検証する」と表明した事を受けて、株式市場は更なる追加緩和ありかもと前向きに受け止めて、金曜日、月曜日と続伸しました。
その一方で、債券市場は金融緩和路線に限界が来ており、次回会合で見直しもありかもとネガティブに受け止め、10年物国債の金利は3日間で大きく上昇となりました。
株式市場と債券市場とで見方が180度異なるというのは面白い現象だと思うのですが、市場的にはどうも変化の兆しが出てきているような感じがします。
7/27の記事「今回も日銀会合に向けて相場がピークとなるパターンが繰り返されるのか? それとも‥‥」で、
「さすがに今回の日銀会合では、何らかの形で追加緩和を打ってくると思われるのですが、
事前の期待感が高すぎるので、よほど思い切った事をやらない限り、追加緩和実施=材料出尽くしとなって下落、となる可能性はそれなりに高いように思われます」
「今年に入ってからの日銀会合では、先月の6月を除き、日銀会合に向けて相場が上がり、結果発表を受けてその後下落に転じるというパターンが繰り返されています。
今回もそのパターンとなるのでしょうか?」
ということを書いたのですが、長期金利が急上昇してきている他、今日の経済対策発表で材料出尽くし感も出てきているので、日銀会合がピークとなって以降相場が下げに転換する、となりそうな気配が徐々に漂ってきています。
というわけで、今日は昨日「日経平均は日銀のETF買い付け倍増を支えに続伸だが、その効果はどの程度続くのか?」に引き続き、ユーロ円を売ってみた(※)他、株もショートしてみました。
(※)ユーロ円の売りはGMOクリック証券で実施。
GMOクリック証券の詳細は、以下をご参照ください。