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日経平均は17,000円台を回復し、ドル円も上昇だが、まだ従来の見方を変えるところまで来ていない

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今日の日経平均は+164円の17024円と反発し、引け値ベースで17,000円台に乗せてきました。

売買代金は、前日より増加して1.8兆円台でした。

前日のNY市場が高かった事を受け、本日は16936円で寄り付いてスタートしました。

その後も終始高い動きが続き、164円高で取引を終えました。

なお、今日の日中安値が9時1分につけた16931円だったのに対して、先週金曜日の高値が16895円だったので、36円マドを空けて上げる形となりました。

ただ、日経平均の上昇率は+0.98%だったのですが、TOPIXの同率は+0.42%だったので、本日は一応上げる事に上げたのですが、やや歪な感じがするかたちの上昇ではありました。

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ポンド円の動きは気になるところ

昨日のNY市場も上昇し、日経平均についても17000円台まで回復。

ドル円も一時104円をつけるところまで上げてきているので、これらの点をみると、上げ優位の展開のようにも見えます。

ただ、NYダウについては、昨日18399まで上げたものの、従来から節目として見てきた18449(9/22)まで届いておらず、レンジの上限抜けとはまだなっていません。

また、ドル円についても、ドル高となったものの、10/6につけた104円15円近辺までは届いておらず、また、これも従来から節目として見てきた9/2につけた104円30銭近辺も抜けてきていません。

よって、レンジを上に抜けてきそうな感じはするのですが、まだ上に抜けてくると判断できる材料が揃っていません。

なお、為替については、ドル円は堅調なのですが、先週金曜日に一時急落する動きとなってから、ポンド円の動きが芳しくありません。

ポンド円の動きは、先週金曜日に一時急落してから切り返す動きとなったのですが、そこから戻り切れず、やや軟調な動きとなっています。

この動き方を見る限り、ポンド円が下値を模索する動きはまだ継続しそうな感じで、先々ドル円もその動きに引っ張られて軟化する可能性があるような感じもします。

以上のような点から、全般的にはまだレンジ圏内の中の動きにあり、トレンド転換となる可能性には注意、とする従来からの見方は変わらず、となります。

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