今日の日経平均は、+127円の19401円と9日続伸。
売買代金は、前日よりも増加して2.9兆円台でした。
本日は19438円と高寄りし、昨日つけた高値19436円を2円程度抜けてスタートしました。
その後の日中高値は9時につけた19439円で、同安値は9時44分につけた19360円でした。
日中の値幅は100円に満たず、狭いレンジでの値動きだったのですが、今日はおおむね高値圏で堅調に推移する展開でした。
なお、今日も続伸となったことで、連騰記録は9日まで伸びました。
昨年は5月8日から6月1日にかけて12連騰というのがあったのですが、日経平均の続伸が続くのはそれ以来、という事になります。
引き続き強い動きは継続で、勢いが止まる気配はまだ見られない
一昨日のNY市場はFOMCを受けて下落となったのですが、昨日はやや伸び悩んだものの、反発となりました。
昨日の記事「 騰落レシオは165%まで上昇し、過去最高水準に 」で、
「NY市場が、今日もまた下げてくるとなると、ちょっと行き過ぎとなっているのではないかという冷静さが市場に戻ってくるのではないかと思います」
と書いたのですが、昨日上げてきたので、冷静さを取り戻すのはまだという感じです。
なお、日経平均は19439円まで上げてきたので、14864(2016年6月24日)からの上げ幅は4575円となりました。
20952(2015年6月24日)から14864(2016年6月24日)までの下落幅は▲6088円なので、下げ幅に対する戻り率は、これで75.1%まで来ました。
ちなみに76%戻しは19490円となり、19500円という一つの節目に近い水準となります。
節目ということでは、昨日のNYダウは19852ドルで引けているので、2万ドルの大台まであと150ドル程度の水準にまで接近してきています。
12/8の記事「NYダウは2万ドルの大台に接近しつつあり、日経平均も戻り高値更新となる。」でも書いたように、
さすがに2万ドルの大台を、今のような勢いで一気に突き抜けるというのは、難しいのではないかという感じもするのですが、
今の相場は常識が通用しない動きとなっているので、どの辺りで止まるのかを現時点において想定するのは難しいと思います。
この勢いがどこまで続き、どの辺りで変化の兆しが出てくるのか?
引き続き、動向をウォッチしていきたいと思います。