今日の日経平均は、▲9円の19391円と10日ぶりに反落。
売買代金は、前日よりも大きく減少して2.1兆円台でした。
本日は19345円で寄り付き、前日よりも下落してスタートしました。
その後、10時35分に19307円まで下げた後は戻りに入り、13時44分には19399円まで戻り、下げ幅を縮めました。
そこからは戻り高値圏で一進一退となり、最終的には19391円で引けるかたちとなりました。
日経平均は先週の金曜日まで9日続伸できたのですが、本日下落となったことで、続伸記録は9日で終了しました。
ただ、下落したとはいえ、下げ幅はわずか9円なので、戻り地合いに変化があるような下げではありませんでした。
なお、本日は海外投資家のクリスマス休暇入りで市場参加者が限られたこともあり、売買代金は2.1兆円台と薄商いで、日中の値幅も92円と100円に満たず、動意に欠ける1日でした。
シカゴ市場の投機筋の建玉が久しぶりに大きく減少
今日は為替がやや円高方向に振れ、ドル円は16時過ぎに一時117円を割れるところまで落ちています。
ただ、為替がやや円高方向に振れている割には日経平均先物の動きなどは堅調で、現状日中の引け値と同程度の19370円近辺で推移しています。
今日は続伸記録が途絶えたとは言え、下げは限定的で、堅調な地合いは継続という感じです。
ただ、12/15の記事「騰落レシオは165%まで上昇し、過去最高水準に」でも書いたように、12/9の週に外国人の手口で、先物が5週間ぶりに売り越しとなっています。
また、シカゴ市場の投機筋の日経平均先物の建玉が、以下のように減少しています。
12/6 : 8,431枚 ⇒ 12/13 :1,215枚
減少幅は7,216枚なので、久々の大幅減となっています。
この動きが一時的なものなのか、それとも継続する動きなのかはまだわかりませんが、これまでの動きに少し変化が見え始めている感じがしないでもありません。
現状、まだ変化の兆しは大きくはないのですが、ここからこの動きが大きくなっていくのか、それともこれ以上大きくはならずに転換はまだとなるのか、動向を注視というスタンスは変わらずになります。