日経平均は先週木曜日、金曜日は下げだったのですが、今日は3日ぶりに反発となりました。
+113円の19310円と、日中のほぼ高値での引けでした。
なお、日中の高値が19311円まであったので、4/26の戻り高値19289円を上回ってきました。
売買代金も2.2兆円台と、連休中日の立ち合いとしてはそこそこできた感じでした。
4/26の記事「今晩の米国の法人減税に対する発表で、一旦停止という動きとなるか?」で、ここで一旦上げの勢いは止まるという可能性もあるのではないかと書いたのですが、日経平均は4/26に19289円で戻り高値をつけ、一旦下げとなりました。
ただ、そこからの下げは、本日の寄り付きでつけた19144円で止まり、そこから反転となり、本日戻り高値抜けとなりました。
打診で買い
日経平均は18224(4/17)から反発の動きとなっているのですが、4/26に19289円で戻り高値をつけるまでの間、次の2か所でマドを空けて上げるという動きになっています。
①18648(4/21)~18840(4/24)
②19109(4/25)~19170(4/26)
19289(4/26)からの下落で、2か所のマドを埋める動きとなるかどうかと思っていたのですが、下げは19144円までだったので、②のマドを一部埋めて反発し、戻り高値を抜けるという動きになりました。
為替も4/26に戻り高値をつけた後、伸び悩む動きにはならず、じりじりと高値方向に動いている感じです。
この感じからすると、18224(4/17)からの反発の動きは調整過程の中でのリバウンドの動きではなく、上げの波動に転換しての動きと見る方が妥当のような感じがします。
なお、日経平均は今日の上げで、3/24につけた戻り高値19296円は抜けてきています。
一方でTOPIXは、3/24につけた戻り高値が1547に対して、今日の高値が1540なので、まだ高値抜けとはなっていません。
ドル円も、3/31につけた112円10~20銭の戻り高値が戻りの一つのメドとなり、今日の段階でまだ当該高値は抜けずとなっています。
この先、TOPIXやドル円が上記戻りラインを超えてくると、上げ優位の動きがより強くなるのではないかと考えます。
なお、戻り優位の状況になってきた感じなので、今日は打診で買いを入れてみました。