前日の米国市場が安かったことを引き継ぎ、日経平均は20264円でスタート。
9時3分に20204円まで下げ、朝方は安く始まりました。
しかし、円相場が弱含みで推移したことが支えとなり、その後、指数はプラス転換。
上海株の上昇も追い風となり、13時1分に20571円まで上昇。
上げ幅は200円を超えました。
そこからは高値圏で一進一退の動きとなり、+195円の20555円で終了。
続伸で取引を終えました。
売買代金は前日よりもやや減少して2.4兆円でした。
従来は10日程度の期間で 上げと下げが変わるという傾向が見られてきたが……
本日、日経平均の日中高値は20571円まであったので、1/9につけた戻り高値20494円を抜いてきました。
これで12月につけた安値18948(12/26)からの上げ幅は+1623円。
上げの日柄は10日(両端入れ)となりました。
なお、12/5の記事でも書いたように、24448(10/2)からの調整局面で10日程度の期間で上げと下げが変わるという傾向が見られてきました。
1/8の記事で書いたように、18948(12/26)の安値から10日目というのは本日(1/15)になります。
ここで戻りが止まるのか、それともまだ戻りが続くのかという点は注目されるポイントになります。
仮に明日以降も戻りが続くという形になると、 24448(10/2)からの調整局面は18948(12/26)の安値で終了したという見方が強くなり、18948(12/26)の安値から少なくとも1ヶ月程度、長い場合で3か月程度の戻りを入れる可能性が高くなると考えます。
1/9の記事でも書いたように、株に比べてハイイールド債の戻りが良いので、この点から見ますと、リスクオフムードは沈静化してきているようにも感じられます。
今日も朝安後に切り返す動きになっているので、地合い的には改善してきているようにも思われますが、とりあえず明日以降も戻りが継続する形となるのか、見て行きたいと思います。