朝方は中東の地政学リスクへの警戒感から売りが先行。
日経平均は21238円で寄り付き、下落して始まりましたが、押し目買いが入って10時3分に21313円まで上昇し、プラスに転じる場面もありました。
そこからは、強含みの円相場が嫌気されて売り直される展開となり、後場に入ると下げ幅を広げ、14時2分には21114円まで下落。
170円近くまで下げ幅を広げました。
その後は引けにかけて戻す展開となり、▲92円の21193円で取引を終えました。
売買代金は1.7兆円台で、本日も2兆円の大台には届かずでした。
今日の日経平均は一時プラスとなる場面もあったのですが、買いは続かず、結局マイナスで終了となりました。
なお、今日の安値は21114円まであったので、6/18~19にかけて空けたマド(21153~21213円)は全部埋める形になりました。
ミニ調整であれば、ある程度いい水準まで下げている形になるのではないか
6/19に361円高となり、上げ幅を伴って上昇する形になったので、そこからサマーラリー入りするのかという記事を書いたのですが、その動きは長くは続かず、21497(6/21)で一旦上げが止まり、以降、調整する動きとなっています。
なお、6月に入ってからの日経平均の動き方を整理しますと、次の通りになっています。
20289(6/4)から反発を開始。
そこから21497(6/21)まで、1208円上昇しています。
そして、その後、本日の安値21114円まで、383円下落する形となっています。
よって、直近の上げ幅に対する戻り率は31.7%なので、およそ1/3程度押しを入れる形になっています。
なお、6/21の記事で書いたように、ここまでの下げはトレンドを変えるような下げにはならず、あくまでも超短期の調整になると考えています。
現状で、直近の上げに対して1/3程度の押しを入れる形になっているので、ここでの下げがミニ調整で終わるのであれば、水準的にはそろそろいい所まで下げてきているのではないかと考えます。
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