トランプ大統領が通商協議を再開する方針を表明したことで不安感が後退。
前日のNY市場が高かった流れを引き継ぎ、今日の東京市場は朝方から買いが先行。
日経平均は20467円で寄り付き、高寄りで開始。
その後、9時19分に20439円で日中安値をつけたあと、10時52分に20529円まで上げ、日中の高値をつけました。
そこからは高い水準でもみ合う展開となり、最終的には+195円の20456円で終了。
日経平均は反発で引けとなりました。
ただ、日中値幅は90円程度で100円に満たず、小動きで終始しました。
売買代金も前日よりも減少して1.7兆円台でした。
前回アイランドリバーサルが示現した時は、1ヶ月程度上げが続いた
前日(8/26)の日中高値が20329円に対して、今日(8/27)の同安値は20439円だったので、前日よりも110円程度マドを空けて上げるかたちになりました。
なお、前々日(8/23)から前日(8/26)にかけては、20579~20329円でマドを空けて下げるかたちになっています。
よって、この3日間の日足の形状でみますと、8/26の日足のみが下方に取り残されているような形状になっています。
このチャートパターンは、アイランドリバーサルといわれる形状になります。
(下方に残された日足が離れ小島のように見えることから、アイランドリバーサルと言われており、たまに見られるパターンになります)
この形が下値圏で出た場合は、底打ちのサインになると一般的には言われています。
ちなみに前回この形状が出現したのは6/5で、この時は、6/5の引け値(20776円)から、7/2の引け値(21754円)まで、1ヶ月程度の期間で1000円程度上げるかたちになりました。
昨日の下げで拡大型の三角形が示現して、今日の反発でアイランドリバーサルが示現したので、昨日の下落で当面の安値をつけたのではないかと思います。
よって、昨日の記事でも書いたように、ここから少なくとも9月上旬あたりまでは上げてくるのではないかと考えています。
※明日は出張で、更新が飛びます。