本日は、寄り付き前に「トランプ米大統領は中国と来週協議」と伝わり、米中貿易協議の進展期待が高まった事をうけて、日経平均は21363円で寄り付き、40円程度高い水準で始まりました。
その後は円安ドル高も支えとなり、9時46分には21438円まで上昇。
前日よりも100円以上プラスとなる場面もありました。
以降は、やや押し戻されたものの、+73円の21392円で終了。
日経平均の続伸は6日まで延びました。
今日は銀行株などの上げが目立ったこともあり、売買代金は前日よりも増加して2.2兆円台。
再び、2兆円の大台回復となりました。
22362(4/24)と21823(7/25)の戻り高値を結んだ抵抗ラインに接近
昨日、一目均衡表の遅行線は、8/2に陰転入りして以来の陽転入りとなったのですが、今日もその流れは続きました。
遅行線が陽転入りとなったほか、雲の上限も上に抜けてきたので、地合いとしては改善してきているのかと思われます。
ただ、8/20の記事で書いたように、3月安値から、20日程度のスパンで上げと下げを繰り返すパターンを継続しているのですが、直近の安値20110(8/6)から今日が25日目(両端入れ)となります。
仮にこのパターンがまだ継続しているとしたら、日経平均が6日続伸し、地合いが好転しているような感じもするのですが、ここら辺りが戻りの限界ということになるのかもしれません。
なお、本日21438円まで上げたことで、20110(8/6)の安値からの上げ幅は1328円となりました。
8/30の記事で、「20782(8/9)の戻り高値を超えてくると、短期的には急伸する可能性もある」と書いたのですが、9/5に436円上昇して当該戻り高値を超えてきてから上げが継続してきているので、一応その見方は合っていたのかと思われます。
ただ、この先は、22362(4/24)と21823(7/25)の戻り高値を結んだラインが現状、21500円あたりにあるので、ここから先の戻りはやや厳しくなってくるのではないかと考えます。