今日も日経平均は買い先行で始まり、25439円で寄り付き、90円程度高い水準でスタート。
9時38分に25587円まで上げました。
その後は、買い疲れ感や時間外取引で米株価指数先物が下げ幅を拡大したことから下げに転じる場面もあり、13時22分に25316円まで値を下げました。
ただ、それ以上売り進む動きは限られたことや、大引け前に株価指数先物にまとまった買いが入ったことで、最終的には+171円の25520円で終了。
終値ベースで25500円に乗せるのは、1991年6月4日の25556円以来、29年5カ月ぶり。
日経平均は8日続伸となりました。
売買代金は2.8兆円台でした。
日経平均は8日間で2500円以上上げ、短期間で急騰
日経平均は8日続伸となりましたが、TOPIXは8日ぶりに反落。
騰落銘柄数も値上がりが734銘柄に対して、値下がりが1365銘柄で、日経平均は上げたものの、全体の地合いは今一つという感じでした。
日経平均は10/30につけた22948円の安値から今日の日中高値25587円まで、8日間で2500円以上上げました。
短期間で急騰しているため、75日線との乖離は+9.5%まで拡大しました。
ただ、騰落レシオ(25日)は、今日の時点で94.96なので、過熱感が出るという感じにはまだなっていません。
ここまでの動きを振り返ると、11月4日にマド空けでの上げで直近高値抜け。
そして、11月5日の200日線の上げ転換で、6月から長い間続いてきたレンジ相場抜けが明確になりました。
本日、日経平均は上げたものの、TOPIXは下落となったので、さすがにそろそろ上げも一服となるのかもしれません。
ただ、上昇トレンドは明確になってきており、長年の上値抵抗帯であった24000~24500円のレベルも明確に上に抜けてきているので、来年前半にかけて上値追いの方向で動いてくる形になるのではないかと考えます。