前日の米国株式市場はS&P500が下落した一方で、ナスダックは過去最高値を更新と、まちまちの展開でした。
これをうけて日経平均は29819円で寄り付き、100円程度下落してスタートしました。
ただ、その後すぐに切り返しに転じて、11時12分に30241円まで上昇。
一時上げ幅は300円を超えました。
そこからこれまでの上昇が急ピッチだったために高値警戒感が生じて、中盤から伸び悩む展開となりましたが、高値に近い水準で終了。
日経平均は+265円の30181円で引けました。
これで8日続伸となり、売買代金は前日よりも増加して3.6兆円台で、今年5番目の大商いとなりました。
今は上げのトレンドに素直についていく局面
今日は一旦緩むかとも思えたのですが、上げの勢いは止まらず、連騰は8日まで伸びました。
8月31日に月末安のアノマリーが止まってから、明らかに相場つきが一変しました。
6か月近く続いた調整局面が終了し、8月20日の安値から上げ波動が再開か?
...
そして、9月1日の記事でも書いたように、日経平均、TOPIXともに8/12の戻り高値を上に抜ける動きとなったことで、重要な転機が到来。
日経平均、TOPIXともに8/12の戻り高値を上に抜ける。重要な転機到来か?
...
その後も上げ続けて、日経平均は今日、30241円まで上昇し、2/16につけた高値30714円まで、あと400円強に迫りました。
NY市場で上げが続くなか、日本株は2月中旬の高値から8月下旬の安値まで、半年近くほぼ一貫して下落してきたので、その反動が今、一気に出ているのではないかと思われます。
ここまでの上げのスピードが速すぎるので、どこかでスピード調整はあると思うのですが、9月6日の記事で書いたように、11月上旬から12月上旬あたりに年間の高値をつける展開となるのではないかと想定します。
11月上旬から12月上旬あたりに年間の高値をつける展開を想定
...