前日の米国株市場では新型コロナウイルス感染がピークアウトしたとの思惑から景気敏感株が買われNYダウが6日ぶりに反発。
これをうけて今日の日経平均は30584円で寄り付き、130円程度高い水準でスタートしました。
11時9分に30795円まで買われ、2/16につけた高値30714円を更新しました。
その後、前引けにかけていったん急速に上げ幅を縮小する場面もありましたが、後場に入って買い直されて引けは+222円の30670円で終了。
日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.3兆円台で、再び3兆円の大台を回復するかたちになりました。
騰落レシオ(25日)は149.06%まで上昇だが、これで天井打ちを示唆することはない
日経平均は年初来高値を更新し、31年ぶりの高値圏に浮上しました。
9/3の記事で書いたように、TOPIXは9/3に年間の高値を更新しました。
TOPIXは年間の高値を更新。8/20の安値から上げ波動に転換したのが確定的に
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そこから10日程度遅れて、日経平均も高値更新となりました。
引き続き、強い地合いが続いており、騰落レシオ(25日)は149.06%まで上昇しました。
一般的に同レシオが120%を超えると買われすぎとなるのですが、これで天井打ちを示唆することはないと思います。
同レシオは逆張りの指標としては使えるのですが、上がった時の天井を見極める指標としては適していないと考えます。
よって、同レシオの水準だけみると、過熱感が出ていると言えるのですが、株価については引き続き、上値追いの動きが続く形になると思われます。
9/6の記事で書いたように、8/20の安値から始まった今回の上昇局面は、ミニマムでも2~3か月は続くとみているので、引き続き上げトレンドに素直についていく局面になるかと考えます。
11月上旬から12月上旬あたりに年間の高値をつける展開を想定
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