前日の米国株市場は、26日に予定されているジャクソンホール会議での講演でパウエルFRB議長がタカ派的な姿勢が打ち出すことが警戒され、米長期金利が3%台に上昇し、NYダウは643ドル安と続落。
これをうけて今日の日経平均は、28580円で寄り付き、210円程度マイナスで開始。
9時58分に28395円まで下げ、一時下げ幅は400円程度になりました。
そこからは下値での保ち合いとなり、大引けは▲341円の28452円で終了。
日経平均は4日続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.3兆円台でした。
仮に三空での下げが示現すると、買い転換が近いということになるのかもしれない
今日の日経平均は4日続落で、5日線(今日の時点で28868円)は、ピークの28967円(8/19)から2日続けて下落となりました。
本日、28395円まで下げたので、6/9の戻り高値28389円の近辺まで下げてきました。
これで29222(8/17)の高値からの下げ幅は▲827円となりました。
昨日の記事で、「28300~28400円辺りが最初の下値の目安となるのではないか」と書いたのですが、今日、ここまで下げてきたので、まずはこの近辺で下げが止まるか、というところが目先の焦点となります。
なお、昨日の米国株市場で、ナスダックは8/19、22と2営業日続けてマドを空けて下げています。
今晩もマドを空けて下げる形になると、三つマドを空けて下げる形が示現します。
ただ、昨日の下げがやや大きかったので、この形は示現しないかもしれません。
が、仮にこれが示現するようだと、三空叩き込み買いに迎えという相場格言があるように、買い転換が近いということになるのかもしれません。
日本株の場合、6/14に三空での下げが示現し、その4営業日後の25520(6/20)まで下げて、そこから29222(8/17)まで+3702円上昇する形になっているので、6/14の記事でも書いたように、三空での上げが示現した時と同じように、ややタイムラグを置いて底打ちする形となっています。
ということで、可能性は低いかもしれないのですが、今晩のナスダックで、三空での下げが示現するのかどうかは一応気にしておきたいところです。