連休の間の米国株市場は、金融引き締めや、それに伴う景気後退への警戒感から米国株が大幅安となったことを嫌気し、幅広く売られました。
それをうけて、休み明けの日経平均は26757円で寄り付き、350円以上安く始まりました。
その後も下げを拡大し、14時5分に26369円まで下落。
そのまま安値圏で引け、大引けは▲714円の26401円で大幅続落でした。
売買代金は前日よりも増加して3.1兆円台でした。
25621(10/3)で当面の安値をつけているのであれば、ここら辺りで下げが止まり、反転してくる必要がある
雇用統計の発表をうけて、米国株は再び売られました。
NYダウ、S&P500が6月安値を割り込む中で、ナスダックは、辛うじて6月安値を維持してきたのですが、昨日、同安値を割り込む形になりました。
これをうけて、日本株も大きく売られています。
25621(10/3)から27399(10/6)まで、1778円上げたのですが、そこから今日の安値26369円まで、1030円下げました。
直近の上げ幅+1778円に対して、下げが▲1030円なので、戻りが57.9%となっています。
25621(10/3)で当面の安値をつけているのであれば、ここら辺りで下げが止まり、反転してくる必要があると思います。
が、ここで下げが止まらないようであると、再度、25621(10/3)を割れてくる可能性があるかもしれません。
ただ、仮に再度安値を割れるような展開となったとしても、29222(8/17)からの調整は2か月程度続いている形になるので、時期的にはそろそろ反発に転じてもおかしくないと考えます。
なお、仮に反発に転じた場合は、10月6日の記事でも書いたように、1.5~2か月程度は戻る形になるのではないかと想定しています。
調整局面のリバウンドであれば、11月後半から12月辺りが戻りのピークとなるかもしれない
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