前週末の米国株市場で、6月の米雇用統計の結果をうけて、FRBによる利上げ長期化への懸念からNYダウが3日続落。
今日の日経平均は32393円で寄り付き、前週末の終値とほぼ同値でスタートしました。
9時15分に32558円まで上昇し、反発となる局面もあったのですが、その後は売り優勢に傾き、12時41分に32065円まで下落し、一時下げ幅は300円を超えました。
そこから戻したのですが、再度売りなおされて、大引けは▲198円の32189円で終了。
日経平均は5日続落となりました。
売買代金は3.6兆円台でした。
33762(7/3)の戻り高値から、今日の安値で下げの日柄は6日目
本日、日経平均は32065円まで下落したので、6/27につけた安値32306円を割れてきました。
これまでに何度か書いてきたように、33772(6/19)の高値からの調整は、以下のようなa→b→cの三波で下げるフラット型の調整パターンであると想定してきました。
a波:33772(6/19)→ 32306(6/27) 7日
b波:32306(6/27)→ 33762(7/3) 5日
c波:33762(7/3)→ 現在進行中
三波で下げるフラット型の調整パターンである場合、調整局面はそろそろ最終局面か?
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この場合、32306(6/27)あたりまで下げる展開を想定していたのですが、本日、それを割れてきました。
ただ、騰落銘柄数は、値上がりが932銘柄に対して、値下がりが814銘柄だったので、指数は下落しましたが、値上がり銘柄の方が優勢でした。
また、33762(7/3)の戻り高値から下げに転じたのですが、今日の安値で下げの日柄は6日目(両端入れ)となりました。
33772(6/19)→ 32306(6/27)まで下げたときの日柄が7日なので、日柄的にもそれに並んできました。
なので、調整局面もけっこうよいところまで来ているのではないかと思われます。