前日の米株式市場で、FOMCは、量的緩和を強化するガイダンスが発表されましたが、米11月小売売上高が市場予想を下回ったことが警戒されてNYダウは下落。
これをうけて今日の日経平均は26744円で寄り付き、10円程度下げて始まりました。
9時4分に26676円まで下落しましたが、米国の量的緩和に対する期待も背景に下値には買いが入り、14時34分に26843円まで値を上げました。
その後、やや押されて+49円の26806円で取引を終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。
マザーズ指数は直近の安値を割れずに切り返してくる
日経平均は続伸となりましたが、騰落銘柄数は値上がりが849銘柄に対して、値下がりは1253銘柄で、値下がり銘柄が優勢でした。
今日は、日経平均は+0.18%の上げだったのですが、マザーズ指数は+2.41%の上げで、マザーズ指数が買われました。
12月15日の記事で、マザーズ指数は1146と、1152の下値ラインを維持できるのかが目先の焦点と書いたのですが、昨日の安値1153が下値となり、12/10につけた1152を割れずに本日反発で切り返してきました。
マザーズ指数は1146と、1152の下値ラインを維持できるのかが目先の焦点
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また、昨日は5日線を割り込む動きとなったのですが、本日の反発で同線(今日の時点で1177)を再び上回り、マザーズ指数は1185で引けました。
ここから、12/15につけた1197を超え、更に、25日線(今日の時点で1204)、75日線(今日の時点で1216)も超えてくると、10/14に1368で高値をつけてから調整局面にあったマザーズ指数が調整局面を脱した可能性が出てきます。
このところ日経平均の上値が重くなる傾向にありますので、ここからマザーズ指数が反転上昇に転じてこれるのかが注目されます。