今日の日経平均は19545円で寄付き、前日比で180円程度安い水準でスタート。
その後は、9時11分に19486円まで下げ、19500円を割れたところで切り返し、後場入り後の12時59分に19598円まで戻しました。
そこからは引けにかけて再度ダレル展開となり、▲192円の19537円で引けました。
売買代金は前日と同程度の2.5兆円台でした。
なお、本日の日中高値は19598円だったので、8/10の日中安値19685円と比べて87円マドを空けて下げる動きとなりました。
また、日足は、寄り値19545円に対して、引け値が19537円なので、十字線の形状でした。
北朝鮮リスクが本格化すると18200円レベルもあるかもしれないが、現状ではそこまで落ちる可能性は低いように思われる
8/9から1か月半近く続いたレンジを下に抜けるという動きになっているのですが、現状ではこのレンジ下抜けの動きは、8/8の記事「日経平均の動きが良くないので、一時的にレンジを下に抜けるという動きになるかもしれないが‥‥」で書いたように、一時的なものになると考えています。
この場合の下値としては、8/9の記事「日経平均はレンジを下抜けとなる。しかし、ここから更に下げたとしても19400~500円程度が下値ラインとなるのではないか」で、書いたように19400~19500円程度かと考えています。
で、今日の段階で日経平均は19486円まで下げてきたので、この下値の水準に到達する形となりました。
ドル円も8/11に109円割れまで落ちてきているので、もしもこの下落が上記で考えているような一時的なものであれば、この辺りで切り返しに転じてくるのではないかと思います。
逆にここで止まらないと、200日線近辺がある19200円あたり。
更にそこでも止まらないと、4/17の安値の18224円あたり(※)というのも考えられなくもないです。
(※)18200円レベルは、現時点における下値の下限と見ています。
この先、北朝鮮リスクが本格化するようであると、下値の下限まで行ってしまうかもしれません。
が、現状ではそこまで落ちる可能性は低いのではないかと考えています。