年末年始はちょっと忙しかったので更新が飛びましたが、本年も引き続き、よろしくお願いいたします。
さて、2018年最初の取引は、大幅高で終了しました。
日経平均は+741円の23506円で引け、大発会の上げ幅としては1996年の749円高以来の大幅上昇でした。
昨年最後の12/29の記事
「掉尾の一振とはならず。日経平均22000~23000円のレンジ抜けは年明けに期待」で、
「2018年の大発会も昨年同様、大幅高でのスタートとなるのでしょうか?」
と書いたのですが、2017年の大発会と同様に大幅高でスタートする事となりました。
なお、大納会があった、12月の最終週は商いが盛り上がらず、売買代金2兆円割れが暫く続いていたのですが、今日の東証1部の売買代金は3.2兆円台で、久しぶりに3兆円の大台を超えてきました。
さて、本日の日経平均は、23073円で寄り付き、これまでなかなか超えられなかった23000円の壁を寄り付きの段階であっさりと抜けてスタートとなりました。
そこからはほぼ一本調子で上げる動きとなり、11/9の高値23382円も超えて、23506円の日中高値でクローズするかたちとなりました。
なお、TOPIXも1863まで上げ、こちらも11/9につけた高値1844を抜けてきました。
今日の大幅高で、23000円の壁をあっさりと抜け、11/9の高値も超えてくる
12/28の記事「日経平均は久しぶりに値動きを伴って下落したが、この動きは三角保ち合いの一番最後の動きをやっている事になるのでは」で、
「この下げは最後のダメ押しに近く、間もなく上げの波動が再開する形に転換してくるのではないかと考えます」
と書いたのですが、やはり年末近くに下げた所が最後のダメ押しの下げとなり、そこから上げてくる動きとなりました。
さて、今日の日経平均の日中安値が23065円に対して、大納会の同高値は22881円なので、前日よりも180円程度マドを空けて上げるという動きとなりました。
マド空けで上昇し、なかなか超えられなかった23000円の壁を超え、また、11/9の高値23382円も抜けてきたので、動きとしてはかなり強いという事になるのではないかと考えます。
このため、1月相場は上値追いの動きが続き、日経平均はここから24000~25000円方向を目指す形になるのではないかと考えます。
なお、11/27の記事「日柄面の調整は継続中。下げる場面があれば、押し目を拾っていくというスタンスが依然として有効」でも書いたように、下げる場面があれば、押し目を拾っていくというスタンスが依然として有効と見ていたので、日経平均が22000~23000円のレンジでもみ合っている間も、下げる場面があれば押し目を拾い、くりっく株365(※)などを買い増してきました。
本日、日経平均は高値更新となり、下げを拾う場面は終わったので、ここから先は買いを入れるのはストップで、上値追いの勢いがどこまで続くのかを見て行く所になります。
(※)日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うという選択肢もありますが、日経平均先物を買う場合と比較して、くりっく株365の買いには①配当がつく、②取引期限がない等のメリットがあります(以下の記事ご参照)
⇒ 日経平均先物取引をするなら、くりっく株365がおススメなわけ
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