イタリアの政局を巡る懸念が和らぎ、米国株が上昇した流れを引き継いで今日は反発してスタート。
日経平均は22163円で寄り付いた後、10時38分に22098円まで下げ、やや弱含む場面もあったのですが、引けにかけては戻る展開になり、14時46分に22254円をつけ、日中の高値をつけました。
その後、やや押し戻されて+183円の22201円で引けとなりました。
売買代金は指数リバランスの影響もあり、前日よりも大きく増加して4.4兆円台でした。
5/29から30にかけて、22079~22240円でマドを空ける形となっていたのですが、本日22254円まで戻る動きとなったので、1日で前日空けたマドを埋めるという動きになりました。
短期的に下げすぎとなっていたので、今日はとりあえず反発
昨日、日経平均は21931円まで下げたのですが、昨日の記事「短期的に下げすぎで目先反発か。なお、早ければ今日の安値で底となった可能性もあるかもしれない」で書いたように、目先的に下げすぎという指標が出ていたので、今日は反発となりました。
なお、一昨日の日中安値が22240円で、前日のシカゴ市場が22260円程度で引けていたので、本日高寄りしてスタートし、今日の日中安値が22240円あたりで止まって200円以上上昇して引ければ、
日足的にはアイランドリバーサルという形状になり、底入れを暗示するチャートパターンが示現するかと思っていたのですが、日中22098円まで下げたので、残念ながらその形状は示現せずでした。
短期的に下げすぎとなっていたので、今日はとりあえず反発となりました。
が、日中の動きをみますと、今日の反発で底入れを感じさせるところまでには至っていません。
このため、まだ暫く不安定な動きが続くかもしれません。
しかし、NY市場で弱気転換となった兆しが出るなど、外部環境が悪化している状況ではないので、ここから安値を次々と切り下げるような調整相場に入っているわけではないと見ています。
暫くは、次の上げのきっかけを待つ所になるのではないかと考えます。
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