今日の日経平均は22484円で寄付き、前日よりも70円程度高い水準でスタートしました。
その後、9時24分に22452円で日中安値をつけた後は、1ドル111円台前半まで円安に振れた為替を支えに、後場に入ると一段高の展開に。
最終的に+190円の22601円で引け、日中の高値で終了。
終値で8月8日以来、半月ぶりの高値水準で取引を終えました。
ただ本日も商いは低調で、売買代金は1.7兆円台で2兆円に届かずに、今年3番目の低水準。
これで先週の金曜日から6営業日連続で2兆円割れが続くかたちとなりました。
今日も商いは盛り上がりに欠けましたが、日経平均は上昇で続伸は4日まで伸びました。
やはり徐々に基調が変化しつつあるのではないか?
日経平均の終値は22601円だったので、25日線(今日の時点で22443円)と75日線(今日の時点で22466円)を超えてきました。
ここ最近の25日線と75日線の動きをみますと、8/13に25日線が75日線を上回るゴールデンクロス(GC)が示現しました。
しかし、GC示現の期間は短く、その7営業日後の8/22に今度は一転して25日線が75日線を下回るデッドクロス(DC)が示現。
現状は、DCの状態が続いているということになります。
一般的にはDCの示現はマイナス要素になるのですが、今回の場合は、DC示現の1日前の8/21に日経平均は22053円で安値をつけ、そこから反転する形になっています。
この点からすると、今回のDC示現はダマシで、一過性のものにすぎないと見るのが妥当ではないかと考えます。
なお、本日22601円まで上げた事で、一目均衡表の遅行線が早ければ来週あたりにでも、再度陽転入りする可能性も出てきました。
遅行線が陽転入りすると、今は下落基調にある25日線が再度反転してくるので、移動平均線は25日線が75日線を上回るゴールデンクロスが再度示現する可能性もあります。
現状、商いは盛り上がりに欠ける状況にあるのですが、8/21の記事「日経平均は8/13以降、上げと下げが交互に繰り返すような動きが続く。このパターンは今後の基調変化を示唆する動きかもしれない」を書いたあたりから、徐々に基調が変化しつつあるような気配も感じております。
日経平均のEPS(1株あたり利益)も、昨日が1723円で過去の高値を抜き、そして今日は1727円となり、更に上昇する形になっています。
この点も上昇に向けてのフォロー要素になってくると思われます。
なお、日経平均は5/21に23050円の戻り高値をつけてから、23000円台をなかなか超えられず、そこが大きな壁となっています。
ここまで3回大台抜けに失敗しているのですが、私の想定通り、21851(8/13)から第5波の上昇波が開始しているとした場合、今回の上げで23000円の大台を超えてくると考えております。
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