今日も、前日のNY市場の株高の他、為替が1ドル111円台後半と円安が進み、外部環境を
好感した買いが先行。
日経平均は23020円で寄り付き、23000円の大台を超えてスタートしました。
9時4分に23032円まで上げたものの、そこからは上げ失速の動きに。
後場寄りに22832円をつけ、一時は前日比でマイナスとなる場面もありました。
後場は値動きが鈍る動きとなりましたが、最終的にはプラス圏で終了。
日経平均は+21円の22869円で引けました。
これにより続伸は8日まで伸び、昨年10月に16連騰した時以来の連続上昇となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.6兆円台で、ここ最近の中では商いが膨らむかたちとなりました。
なお、日経平均は続伸でしたが、TOPIXは伸び悩み、小幅安でした。
23050(5/21)の戻り高値にあと18円まで迫るも、今日もそこから上げ失速となる
今日の日経平均の高値は23032円まであったので、23011(6/12)を一時抜けました。
これで残る戻り高値は23050(5/21)のみとなったのですが、そこまであと18円に迫ったところで上げ失速となりました。
今週の火曜日からザラ場で一時的に上げるものの、途中で上げが失速して引けるという動きが続いており、今日も同様の展開となりました。
もっとも、短期的には上げのピッチが速かったので、ここでの動きは通常の動き方かと思われます。
ただ、火曜日から上げのピッチが鈍っていることから、日経平均の5日線は今日の時点で22786円にあり、引け値と同線とのかい離がだいぶ縮まってきました。
このため、ここら辺りから再び上げの勢いが強まるという展開になってもいいようにも思われます。
しかしその一方で、日経平均の続伸が8日まで伸びてきているので、そろそろ一度一押し入れても良いようにも思われます。
8/27の記事「日経平均は22800(8/8)の戻り高値を抜ける。これにより、基調変化の可能性がさらに高まる」で書いたように、ここで一度休みを入れ、9月入りする来週以降23000円の大台抜けとなり、その後は上げ加速という展開になるのではないかと想定しております。