今日の日経平均は+323円の24120円で終了。
昨日は237円安とやや下げを広げたのですが、1日で昨日の下げをリカバーしました。
日中は、ドル円が113円半ばまで強含む中、日本企業の業績上振れ期待が膨らんだ事もあり、12時30分に24286円まで上げ、年初来高値である24129(1/23)を更新。
取引時間中としては1991年11月以来、26年10カ月ぶりの水準まで上昇し、バブル崩壊後の戻り高値を抜けてきました。
ただ、週末を控えたポジション調整売りなどが出て、大引けにかけては上げ幅を縮小。
終値では1/23の水準である24124.15円にはわずかに届きませんでした。
売買代金は前日よりも増加して3.1兆円台で、再び3兆円の大台に乗せる形になりました。
9/14にレンジ相場を抜けた後、わずか8営業日で年初来高値を抜けてくる
9/14に4ヶ月近く抜けなかった23050(5/21)の戻り高値を更新。
そこから上げ加速となる展開を期待と書いたのですが、その8営業日後に年初来高値を抜けてくる形になりました。
長らく続いたレンジ相場は終了。日経平均はここから25000円方向を目指す展開となるか
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なお、6/6の記事で「夏場にかけて日経平均は25000円辺りを目指す展開になるか」と書いたのですが、レンジ相場が想定外に長く続いたため、この予想は不発に終わりました。
日経平均は夏場にかけて25000円辺りを目指す展開となるか
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ただ、やっと年初来高値を抜けてきたことで、次なる目標は25000円という事になり、10月相場でこの水準を達成してくるのではないかと考えます。
なお、1/7の記事で「今年の日経平均の高値予想は27000円」と書いたのですが、そこまで行くのかどうかは現時点ではわかりません。
10月相場の動き方を見ながら、その辺りは判断していく事になるのかと考えます。